sweeteden
日々まったりマイマイ☆

月の灯り −7−                 
なんかしつこいかな、伏線っつーか、なんというか?w
まぁでももうそろろろ起承転結、承にいかなきゃなーとかは思ってます。
ちょっとづつ動かしていこう。
ちょっとづつの更新ばっかりですがw
ていうか、そろそろサイトのほうにもページ作ろうかなと迷い中
多くなってからだとめんどくさくなりそうだし(汗)

ああ、しかし昼間から執筆♪
たのしー☆
そうくんは相方さんと、義実家に行きました
あああ、でももうそろそろあかばも準備しなきゃ!
ましゃ〜!たとえリアル福山さんでなくってもテンションあげて行こう!
ていうか、、、ipodのイヤホンが見当たらないんだけど。。。どうしよう;;
聴けないやーんw


というわけで、月の灯り目次はこちら
第7話は続きを読むから♪
『月の灯り』
 −7−





 通勤・通学のため駅へと向かう人たちの流れを遮るように優斗は家に帰っていた。
 今日は朝日の昇るまで仕事をし、そのあと同僚から誘われ仕方なくキャバクラに寄ってしまった。
 深夜休憩はしたものの、きのうの夕方から動きっぱなしで疲労を強く感じる。
 体内に蔓延しているアルコールに優斗は憂鬱になる。
 早く帰ってゆっくり休みたい、足早に家に戻るとリビングのソファーに慎吾がいた。
 香織と奈緒はすでに出かけている時間で、慎吾以外の気配はない。
「ただいま」
 言いながらキッチンへ行く。
「……優斗か」
 緩慢な動作で慎吾が振りむいた。
 こちらもまた疲労困憊の顔色をしている。夜勤明けのせいだろう。
「お疲れ。麦茶飲む?」
 優斗は苦笑混じりに言い、冷蔵庫を開けた。麦茶を取り出しコップにそそぐ。
「ああ飲む。お前も、お疲れ」
 小さく慎吾が笑みを返す。
「まー、俺は飲みに行って遅くなっただけだからな」
 研修医として一生懸命頑張っている慎吾とは違う。
 麦茶をリビングのローテーブルに置き、慎吾が座っているソファの傍にある一人掛けのソファに腰掛けた。
 慎吾はグラスに手を伸ばしかけ、優斗の言葉に動きを止めた。
 疲労を漂わせていた顔に真剣さを宿してまっすぐに見つめてくる。
「そんな言い方するな、優斗」
 それは咎めるようなものではなく、労わるような、そして優しいものだった。
「お前が誰よりも頑張っているってこと、わかっているんだからさ。俺も―――母さんも」
 慎吾はそう言って、ため息をつくように視線を逸らした。
「ていうか、頑張りすぎるんだよ。お前は」
 やるせない、というような声。
「俺はもう……言ったほうがいいと思う」
 今度こそはっきりとため息をつき、慎吾が呟いた。
 慎吾の言わんとするところは理解している。
 自分だって痛いほど、わかっているから。
 だけど―――どうすれば“彼女”を傷つけることなく話を進めることができるのか。
 それをまだ悩んでいるから、だから決断できない。
 優斗は麦茶を飲みほして立ち上がる。
「わかってるよ。でも、あと少し待ってくれ。兄貴」
「……もう、長くはないんだ」
 慎吾の、その言葉に優斗は返事をせずに自室に向かった。
 
 わかっている。
 わかっているんだ。
 もう、長くはない。

 正喜は―――もう、長くない。
 すでに限界は来ている。



 だけど。
 希望を捨てていない“彼女”がいるから。

 

 自室に入り、ベッドに倒れこむ。
 ギュッと目をつむり、瞼の裏に浮かぶのは病室に活けられた花。
 毎日一本増えていく花。
 奈緒の想いが込められた花。
 
 できることならもう二度と“彼女”の泣く姿は見たくない。





『ゆうにーちゃん。パパとママはどこ?』




 目にいっぱいの涙を溜めて、そう言ったのはまだ幼い女の子。
「………奈緒」
 昨日のことのように甦る光景。
 重苦しいため息が、静かな室内に暗く響いた。
: 小説「月の灯り」 : comments(0) : - : posted by 紅葉ひろ :
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