sweeteden
日々まったりマイマイ☆

月の灯り −5−                 
は〜、だるいっしゅ☆
ベビースイミングに今週だけ通ってるんですが、疲れる。。。
微妙に遠いし、昼ごはん遅くなるし、そうくんぐずるし、、、。
明日明後日で終わりだけど、明日は雨っぽいので行くのやめよーwと思っているだめっぽさw
ママ友ちゃんに、歳だからさ〜、と言ったら、こんなときばっかり歳って!とか言われちゃいましたwww
普段は永遠のはたち〜とか言ってますからね(あほー)

っと、月の灯りです。
サイトにUPするときは、たぶんページはもっとすくなく、まとめると思います。
ブログだし、あまり長くなく、きりよいところであげていきます。
恋愛ものだけど、いまはまだ家族のこと中心かなー。
内容が内容なので暗くなりそうでなんとも言えないですが、がんばろ。
いつまで続くか、この集中力w
いや、oseも執筆してますよ。一日5行とか。。。(すくなっ!)

というわけで、前置きながーいですが。


第1話はこちら読書 第2話はこちら読書 第3話はこちら読書
第4話はこちら読書
第5話は続きを読むからどうぞ。


『月の灯り』
 −5−



「お父さん」
 笑顔で病室に入ると、同じように笑顔を向けてくる正喜。
 こけた頬、全体的に痩せた身体。顔色はいいとは言えなく青白い。だが表情は穏やかだ。
「調子はどう?」
「ああ、大丈夫だよ」
 優しい笑みを向けてくる正喜に奈緒はほっと胸をなでおろす。
 一日を何事もなく過ごせていることに内心感謝する。
「毎日悪いな」
「お父さんったら、なんで謝るの? 私、お父さんと毎日会いたいもん」
 ほんの少し口をとがらせて言うと、正喜は小さく笑い声をたてた。
「そうだな……。私も奈緒に毎日会えて嬉しいよ。いつもありがとう」
 笑顔で言いなおす正喜。
 奈緒も頬を緩める。それから断りをいれて、花瓶の水換えに行った。
 花瓶には数種の花が活けられている。
 水を換え、今日買ってきたガーベラを加えて活けなおす。
 少しでも正喜の気が晴れてくれればいい。
 そんな想いを抱きながら、花瓶を抱えて病室に戻った。
 見舞いにきたらすることは、今日一日のことを話す。毎日そんなに特別なことが起こるわけではないから、授業のことや友達のことなどいつも他愛のないことばかりだ。
 だが平凡なことでも楽しそうに目を細めて聴いてくれる正喜。
 そしてその様子を見るのが、奈緒にとってはとても嬉しいことだった。
「お父さん、また明日ね」
 40分ほどして立ち上がる。
 バイトが休みの日は2時間ほどいるようにしていた。
「ああ。気をつけてな。バイト、がんばりすぎるんじゃないぞ」
「うん」
 明るく手を振って、奈緒は病室をあとにした。
 顔馴染みの看護婦に挨拶をして病院を出る。
 外の空気を吸うと、無意識にため息がこぼれた。
 病院を見上げ、正喜のことを想う。
 末期がんと宣告された父。
 余命いくばくもないと言われながらも、必死で闘病している父。
 ――――よくなりますように。
 そっと目を閉じ、祈った。






 父・正喜が肺癌に侵されたという事実が発覚したのは三年前。奈緒が中学二年の春。
 実際予兆はそれより以前からあったのだろうと思う。
 うろ覚えだが奈緒が中一だった夏ごろから、正喜がよく咳をしていたような気もする。
 だが当時まだ正喜は45歳。働き盛りだ。
 咳がでたからといって病院にいくことはなかった。
 異変が発見されたのは健康診断で再検査を告げられたこと。そして直後血痰を吐いたことだった。
 それから再検査にいたり病気が発覚してから、それまであった平凡な日常はあっというまに崩れていった。
 入退院の繰り返し。
 それでも1年もつかどうかと言われていた正喜が、いまも生きて、病と闘っている。
 奈緒にとって、その事実はとても大きかった。
 絶対に治る、そう信じている。
 末期だと、余命がわずかだと、そう診断されてもガンを克服したひとたちはいるのだ。
 正喜もきっと克服できる。
 だから自分にできることはなんだってしよう―――。
 そう毎日、奈緒は決意を新たにしながら過ごしていた。

 無くしたくなかったから。


 大切な“父”を亡くしたくなかったから。




 もう二度と。
 あのときのように――――パパとママのように、いなくならないように。








 そう、願っていた。
 
 
 
: 小説「月の灯り」 : comments(0) : - : posted by 紅葉ひろ :
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